今週のジャンプ、【食戟のソーマ】にとっても良いページが。
食戟(しょくげき)のソーマはめっちゃ簡単に説明すると、料理を通して主人公の成長や友情が描かれている漫画です。
『君はそうしなかった
紀ノ国流において最高のそばは“一番粉”だと
そう教えられたからさ
君はあらゆる技を実直に学んでいく女の子だった
だけど裏を返せば物事の本質に目を向ける事なく
ただ教えられたことを繰り返しているに過ぎない
今から作るそばは楽しんでもらえるか?
風味は食べる人たちにしっかり伝わるか?
そこを見ていなかった時点で
すでに君は創真くんに負けていたんだ』
この回では主人公の創真が“そば”対決をしていて、その勝敗の解説のページだったのですが。
いやぁシビれるセリフ。
『物事の本質に目を向ける事なく ただ教えられたことを繰り返しているに過ぎない』
『今から作るそばは楽しんでもらえるか? 風味は食べる人たちにしっかり伝わるか? そこを見ていなかった時点で すでに君は創真くんに負けていたんだ』
カッコよすぎでしょ!!!
『最高と教えられたそばを作る』ことは
明らかに自分本位で、下手したら単なる自己満足
そして目的は【そばを作る】という行為そのものになってます。
かたや
『美味しいそばを楽しんでもらう』ことは
相手の気持ちになっているから、全く自己満足の要素はないですね。
そばを通して【喜んでもらう】のが目的になっているので、そばを作る行為自体は手段になりますね。
これってなんにでも言い換えられそうですね。
美容師なら
【最高と教えられたヘアスタイルを作る】のが目的か
【ヘアスタイルを通してお客様に喜んでもらう】のが目的か
似ているようで、視点はまったく違いますね。
もちろんこの二つがイコールになることもあるだろうけれども
どこにゴールを置くのか
本質を見失わないようにしていきたいです。