NOBU -hair works-

新宿と銀座の美容室Joule , Joule South , Hair Lounge Joule Ginza のエリアマネージャー、NOBUのブログ。3店舗をまたいでサロンワーク中。離職率3%のヘアサロングループをマネジメント。渡英経験あり。28歳美容師の思うこと。

美容室での会話はイヤ? それでも美容師が会話を求める理由と3つの目的。

美容師って、よく話しますよね。

えぇ、接客業ですから。

 

手も動かすけども、同じように口も動かします。

 

 

 

blog.nobu-hair.com

 

 

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過去2回分の記事では

 

空気の読めない美容師、接客で不快に思った美容師に対しては『担当のスタイリストを変えた方が良い。』と結論づけました。

 

 

と書きました。

 

僕も、マッサージやコンビニなどでむやみやたらに話しかけられるのはあまり好きなタイプではありませんので、お客様のお気持ちはよーくわかります。

 

 

ですが、やはり美容師は話します。

僕自身としても、あんな記事書いたくせに実際にはお客さんとめっちゃ話します。

 

 

なんででしょう??

 

 

 

それは、ヘアデザインを作る上で、情報がたくさんあったほうがスタイル提案をしやすいからです。 

 

そして、具体的な説明や提案、裏付けの知識を伝えた方がお客様に信頼されやすいからです。

 

だからいっぱい話します。

 

 

 

 

時々スタッフに声がでかすぎると怒られます。

 

 

 

 

では実際に美容師はお客様とどんな話をしているんでしょうか???

 

 

 ーーーーーーー

 

 

美容師がお客様と話す内容って、大きく3つあると思いまして。

 

1.お客様のヘアスタイルを一緒に考えるために、お悩みやライフスタイルを伺うこと。(美容師が聞く立場)

 

2.スタイリングや自宅でのケアの仕方など、お客様に必要な情報を説明すること。(美容師が話す立場)

 

3.上記2つに当てはまらない会話。雑談も含む。

 

 

 

僕個人としては、【美容室での会話がイヤ】なお客様に対しては、技術や仕上がりに対しての説明を入れたり、話す内容がお客様にとって有益な情報の提供になるように心がけております。

 

おそらく3.の雑談の部分が【美容室での会話がイヤ】な原因だと思うんですよね。

もちろん会話が好きなお客様もいらっしゃって、好みが分かれることも知っているので、お客様に合わせて接客をしております。

 

 

 

順番にいきましょう。

 

 

1.お客様のヘアスタイルを一緒に考えるために、お悩みやライフスタイルを伺うこと。(美容師が聞く立場)

 

 

いわゆる、カウンセリングで聞く内容ですね。

 

お悩みの例は想像つくと思いますが

 

・髪が多い

・ボリュームがでない

・毛先が痛んでいる

・カラーがいつもオレンジっぽくなってしまう

・前髪にクセがあってやりずらい

・巻いてもすぐに取れてしまう

 

などですよね?

 

 

ではライフスタイルを伺うとは?

僕の中では何時に仕事に行くとか、週末は飲みに行くとかそういう話ではなくって。

 

 

・朝シャン派か、夜シャン派か

・コテで巻く、ストレートアイロンで伸ばす、ドライヤーでブローなどをするのか

・ワックスやオイルなどの整髪剤をつけるのか

・結ぶことが多いか髪を下ろしていることが多いか

・どれくらいの頻度で美容室にいくか

 

 

など、自分の髪の毛を実際に毎日どのように扱っているのかを知りたいのです。

 

 

 

2.スタイリングや自宅でのケアの仕方など、お客様に必要な情報を説明すること。(美容師が話す立場)

 

 

例えば

 

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【ボリュームが出ない髪質】の方で【夜シャン派】の方は【朝シャンに変える】だけで一つお悩みを解決をできるんですよ!

毎日朝シャンしなくとも、寝ぐせを直すついでに髪の毛を濡らして、ドライヤーでこういう風に乾かすとトップがふんわりしますよ!

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お悩みの解決方法だったり

 

 

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今回のカットは、顔周りに少しだけ短い毛を作ったので、毛先にワンカールしてあげるだけでふわっと軽やかに見えますよ!

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仕上がりのポイントから自宅でのスタイリングの仕方など

ご自宅での【再現性】に関わる内容です。

 

・乾かし方、巻き方

・スタイリングの方法

・髪のダメージ具合に合ったケアの仕方

・オススメのシャンプー、トリートメント

・【こういう意図で切った】というヘアスタイルの裏付け

 

 

サロンでの仕上がりと、ご自宅でのスタイリングに大きく違いが無いように、個人的には耳を傾けていてほしい部分です。

 

 

 

 

3.上記2つに当てはまらない会話。雑談も含む。

 

2つに比べたら、絶対に必要なことではないかもしれません。

ですが、何気ない会話の中からでも、ヘアスタイルを決める上でも汲んだ方がいい情報をもらえたりするのです。

 

 

たとえば【来週旅行で沖縄に行くんですー】と伺ったら

「海に入るかもしれない、入らなくても潮風に吹かれる可能性がある。」

 

っていう情報がわかります。

 

ということは

ヘアカラーの退色が早まる可能性が高い

→理想よりも濃い目の仕上がりにする、または次回の来店を早めに来ていただく

毛先のダメージが進行しやすい

→旅行先にいつもよりもしっとりするタイプのトリートメントをお持ちいただく

紫外線でのダメージがあるかも

→UVケアのスプレーを紹介する

 

など、

より具体的なアドバイスができるのです。

 

 

また、他にも趣味やお仕事のお話を伺ったら

「スポーツ中のために結びやすい長さにしよう」

「デスクワーク中邪魔にならない前髪の長さにしよう」

 

 

など、

より生活に密接なヘアスタイルを提案できるのです。

 

 

小さな会話の中からでも、美容師はお客様の髪形がよりよいものになる材料を常に探しています。

 

 

 

■つまるところは?

 

美容師がお客様とたくさん会話をしようとするのは

 

冒頭にも書いた通り

 

情報がたくさんあったほうがより良いヘアスタイルを提案しやすい

 

ひいては

 

具体的な説明や提案、裏付けの知識を伝えた方がお客様に信頼されやすい

 

からです。

 

 

初めての美容師に写真を見せて『はい、じゃあこれにしまーす!』なんて一言で済まされて髪切られ始めたら怖くありませんか??

僕がお客さんだったら、本当に大丈夫かな???って不安になってしまいます。

 

 

その不信感を安心感に変えるために、美容師はお客様と会話を求めるのです。

 

 

もちろん施術中の時間の過ごし方はお客様の自由なので、話すときは話しますし、雑誌や携帯に集中したいときは僕も静かにしています。

 

 

 

全てはお客様のヘアスタイルのためです。

世の美容師はみんなお客様によいヘアスタイルを提供したいのです。

 

 

 

美容室での過ごし方は人それぞれですが、信頼できそうな美容師さんを見つけられたら時々は話してみても良いかもしれません。

 

参考になれば。