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NOBU -hair works-

新宿と銀座の美容室Joule , Joule South , Hair Lounge Joule Ginza のエリアマネージャー、NOBUのブログ。3店舗をまたいでサロンワーク中。離職率3%のヘアサロングループをマネジメント。渡英経験あり。28歳美容師の思うこと。

お客様の【時間】を頂いているという意識。

先日友人と話していた時の話題に

 

【美容室は時間がかかる問題】

 

が浮上しまして。

 

 

 

どうやらその友人の通っている美容室はカットカラーで毎回3時間ほどかかるそうで。

どうやら最初から時間設定を3時間にしているようなんですね。

 

それが長くて苦痛なんだけれども、もっと早く終わらせて欲しいんだけど慣れてるから他の美容室にも中々行きづらい、と。

「早く終わらせて欲しくて、それを伝えているけど終わらない」

 

 

 

 

なるほど。

 

 

 

これに関して僕が思うことは。

 

 

 

【長い時間をお客様から頂くのなら、その理由と価値をお客様に伝えるべき。】

 

 

 

美容室のカットカラーで3時間っていうのは【僕】の中では時間かけ過ぎです。

でもそれはあくまで“Jouleという環境で働いている僕”の価値観の話で、他のお店のやり方にどうこう言うつもりではありません。

 

 

むしろ人によっては『それだけ丁寧にやってもらっている』とポジティブに感じる人もいるはずです。

 

また、美容師が長く接客する時間を取っていて、話をするのが楽しい。と感じる方ももちろんいると思います。

 

お客様にはゆっくりとした時間を過ごしてもらいながら施術をするスタンスをとっているのなら、それはそのコンセプトでありだと思うんですよね。

 

 

 

ただそれは『コンセプトに価値を感じるお客様』にお店に来て頂いた場合ですね。

 

問題は『2時間で終わるものだと思っているのに3時間もかかる』という認識の差です。

 

 

 

 

飲食店で注文した料理が思っていたよりも時間がかかっていて「あれっ?まだ来ないの?遅くね?」な状態なワケです。

 

例えばそれが最初から「低温でじっくりと火を通すため30分ほどお時間かかります」と一声あったら納得の上判断できますよね?

 

 

その説明があるか無いかで、お客様の満足度が下がるのを防止できます。

 

 

 

 

 

・不用意にお客様をお待たせしていないか。

・自分の技術で時間がかかり過ぎていないか。

・お客様のその後の予定に間に合うようにしているか。

・お客様の要望によって時間がかかるメニューになった場合、どれくらい時間がかかるかきちんと説明しているか。

・急ぐあまりに雑になっていないか

 

 

 

もちろん『己の技術の遅さ』『提案の迷い』『話に夢中になって手が止まる』などと、自分で解消できる問題は全力で解消しましょう。

 

 

 

ただ直接的に『遅い』『滞在時間が長い』ことよりも『美容師側とお客様との施術時間の認識にズレがある』ことの方がよくないと思うんですね。

 

 

 

 

自分の中の「当たり前」は他の人にとっては「当たり前」じゃない可能性があることを意識しましょうね。

 

 

 

【定例化の第一歩】JouleとJoule Southで合同練習会。

JouleとJoule Southでは、お客様とスタイリストの1対1での対応をするカタチをとっています。

 

お客様からすると、自分の意思が伝わりやすくて安心ですよね。

スタイリストからしても、アシスタントへの伝達ミスや技術ミスにヒヤヒヤしなくて良いワケです。

 

 

ヘアスタイルの満足度に限っては、基本的に全てスタイリスト自身の責任となるわけです。

 

 

お客様に満足いただいて、笑顔が見れるのは自分の成果。

至らない点があって再来いただけないのは自分の課題。

 

 

シンプルな環境だから、日々自分のリアルを目の当たりにします。

 

 

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デザインの引き出しを増やすため

 

 

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もともと持っている技術のクオリティをさらに上げるため

 

 

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今までもっていなかった発想を得るため

 

 

 

 

 

今月から正式に、スタイリスト同士で教え合う機会を設けることにしました。

 

昨日が第一回の勉強会。

 

 

 

 

教わる側のルールは『自分で課題を見つけること』

自分の学びたい事を学べる環境です。最高ですね。

 

逆に言えば『与えられるモノを学べばいい』ような環境ではないので、物事を自分で判断する主体性が必要になります。

 

自分の至らない部分を認めてそこを改善しようとするのは、変なプライドが邪魔をして中々出来ないモンです。

それよりも『自分を伸ばしたい』という気持ちが勝っている人が参加しています。

 

 

 

 

 

教える側も、自分の指先の感覚を言葉で伝える事や

『何故そうするのか』の裏付けまで理解してもらう事の難しさを痛感します。

 

「こうやるんだよ」で見せるのではなく、「手首を使って、頭の形に沿ってコームを滑らせて」など

自分が『なんとなく上手くいく』からやっていた技術も、言語化するワケです。

 

 

 

教科書には載っていない、お客様の髪を切るときの『生きた技術』を伝える。

 

相手に伝わるように、伝える。

言葉選び、話のテンポ、具体性のある内容、手技のポイント。

 

プレゼン力が強くなります。

頭使って考えるワケです。

 

 

 

 

 

サボってなんかいられないねぇ〜。

来月も実りある時間にしていきましょう。

 

【講習会に参加する】のと【上手くなる】のは違うぞ。

今朝のアシスタントからの相談で。

 

『やっぱりカットの講習会とか、積極的に参加した方がいいですよね?』

 

と聞かれたので。

 

即答で

『講習会に出る事自体を悪いとは言わないけど、まずモデル切ったら?』

 

と答えました。

 

 

  

 

ブランクのある彼は、昔に教わったカットを思い出すために外部の講習会に行きたいとのことで。

 

『教わる』ことが安心になるから、気持ちはわからなくもないのですが。

 

目的が『昔に教わったカットを思い出す』ためであれば

わざわざ外部の講習会に参加するよりも実際に【手を動かす】ことの方がよっぽど効果的だと思います。

 

 

 

自分の手を動かして、実際にカットしてみて、そこで初めて上手くいくところと上手くいかないところの違いがわかるのです。

上手くいかないところに対して『なぜこうなるのか?』とか『どこが違うのか?』とか自分で考えることが大切で。

 

 

 

 

自分のわからないところがわからない状態で講習会に行ったとしても。

何を中心に聞きたいのかわからないハズです。

 

なんとなくぼんやり「講習会に参加した」という事実を得て、なんとなく【勉強した気になった】状態が1番不毛です。

 

 

 

早く【上達する】ためであれば、まず自分でやってみる。

やったら何が上手くいかないかがわかる。

そうしたら先輩に聞いたり本を読んだり、YouTubeを見たりとわからないところを解消するように動ける。

 

 

ただ単純な繰り返し作業のように練習するのではなく、常に考える。

足りないのがどこか見つける。

上手く切れたところも見つける。

 

 

頭を使いながら繰り返し練習するのが1番早く上手くなるんじゃないかなぁ。

心折れそうになるのもわかるけどね。

 

がんばれー。

 

 

管理美容師の資格を取りに来ています。

今日は管理美容師の講習会に参加しています。

 

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美容師じゃない人からすると、管理美容師って言葉は聞き慣れないかもしれないので参考までにリンクを。

 

管理美容師とは? | 美容師の仕事、なるには、給料、資格 | 職業情報サイトCareer Garden

 

管理美容師とは? 管理理容師とは? | Try Salon

 

 

ざっくり言ったら、美容室の衛星管理をしっかりできる人の資格ってことで。

独立開業や、出店するときに、店舗に1人管理美容師が必要なんですね。

 

 

今後の店舗展開に関しても必要になってくるので取りに来てます。

 

 

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人いっぱい。

 

 

 

ぶっちゃけ面白くない、出るだけで資格をもらえるカタチだけの講習会だと前評判もらっていたので、全然期待していなかったのですが。

 

意外と参考になるお話も。。

 

 

 

例えば。

美容関係の仕事で、美容師免許が必要なものとそうでないものとあるんですが。

 

美容師→必要

ネイリスト→不要

エステティシャン→不要

まつエクのアイリスト→必要

 

 

 

美容師が美容師免許を必要なのはもちろんだけど、ネイルやエステで不要なのにまつエクやるには美容師免許が必要なんですね。

 

 

一昔前にまつエクでトラブルが起きて、無免許での施術ができないような流れができていたのは知っていたのですが。

 

 

トラブルが起きたことの他に、なんとなく「毛」にまつわるものだからまつエクは免許が必要なのかなぁと解釈していたのですが、そうではないらしく。

 

 

法的な記述や厚生労働省からの通知を簡略化して書くと

 

・美容師は「美容」を業するもの。

・ここでいう「美容」とは、【首から上の容姿を美しくする】こと。

 

と記述がありまして。

 

 

まつエクは【首から上の容姿】に当たるから美容師免許が必要なのだと。

 

 

 

 

今までなんとなく思っていた部分が消化された感じです。

 

 

 

 

他にも、法改正があって初めて知ったこともありました。

 

 

 

さて、午後の講習も頑張ります。

 

 

 

今日終わっても来週あと2日。

 

月末に営業に出れず申し訳ありませんがよろしくお願いします。

 

漫画から学ぶ仕事の姿勢。【食戟のソーマ】より

今週のジャンプ、食戟のソーマにとっても良いページが。

 

食戟のソーマ - Wikipedia

 

食戟(しょくげき)のソーマはめっちゃ簡単に説明すると、料理を通して主人公の成長や友情が描かれている漫画です。

 

 

 

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『君はそうしなかった

紀ノ国流において最高のそばは“一番粉”だと

そう教えられたから

 

君はあらゆる技を実直に学んでいく女の子だった

だけど裏を返せば物事の本質に目を向ける事なく

ただ教えられたことを繰り返しているに過ぎない

 

今から作るそばは楽しんでもらえるか?

風味は食べる人たちにしっかり伝わるか?

そこを見ていなかった時点で

すでに君は創真くんに負けていたんだ』

 

 

この回では主人公の創真が“そば”対決をしていて、その勝敗の解説のページだったのですが。

 

 

 

いやぁシビれるセリフ。

 

 

 

『物事の本質に目を向ける事なく ただ教えられたことを繰り返しているに過ぎない』

 

 

『今から作るそばは楽しんでもらえるか? 風味は食べる人たちにしっかり伝わるか? そこを見ていなかった時点で すでに君は創真くんに負けていたんだ』

 

 

 

 

カッコよすぎでしょ!!!

 

 

 

 

 

 

『最高と教えられたそばを作る』ことは

明らかに自分本位で、下手したら単なる自己満足

そして目的は【そばを作る】という行為そのものになってます。

 

 

 

かたや

『美味しいそばを楽しんでもらう』ことは

相手の気持ちになっているから、全く自己満足の要素はないですね。

そばを通して【喜んでもらう】のが目的になっているので、そばを作る行為自体は手段になりますね。

 

 

 

 

これってなんにでも言い換えられそうですね。

 

 

美容師なら

 

【最高と教えられたヘアスタイルを作る】のが目的か

 

【ヘアスタイルを通してお客様に喜んでもらう】のが目的か

 

似ているようで、視点はまったく違いますね。

 

 

もちろんこの二つがイコールになることもあるだろうけれども

どこにゴールを置くのか

 

 

 

本質を見失わないようにしていきたいです。

 

たまにはピンク系のカラーを楽しみたい。でも次またアッシュ系の色に戻したい。スロウカラーが叶えます!

ヘアカラーって魔法じゃないんですよ。

(いきなりなんや)

 

 

 

 

たいていのカラー剤の場合、ピンクとか赤系の色で染めると

3〜4週間くらい経つと退色が目立ち始めてきます。

 

 

ピンクや赤系の色素が対象していくとどうなるか?

髪の毛の中に入っているカラー剤の赤い色素が薄くなっていって

オレンジっぽい茶色になります。

 

 

 

また、赤系やピンク系の色で繰り返し染めている場合

髪の毛の中にかなり赤味のある色素が蓄積されていて、色が抜けても赤みが残りっぱなしの状態にもなりえます。(それはそれでキレイなんですけどね)

 

そうなるとアッシュ系などの寒色のヘアカラーで染めても、もともと入っていた赤みの色素の影響でキレイに発色しないことが多いんです。

混ざって少し濁るというか、ズゥンと重たい色になるというか。

 

 

 

 

じゃあどうすればいいのか??

 

 

 

もともと普段からアッシュ系の寒色のカラーリングを楽しんでいらっしゃるお客様でも、

時々はピンクとかガラッと違う雰囲気の髪色にしたい!

 

 

でもさっきの説明だと

ピンクで染めたらアッシュに戻しづらい!?

 

 

通例はそうです。

 

 

 

ですが、スロウカラーで染めるピンクなら、退色後の赤みが残らずにその後にキレイなアッシュ系へ戻せます!

 

 

 

 

 

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コチラのスタイル

スロウカラーのピンクで染めた色なんですね。

キレイなバイオレット系のピンクです。

 

 

 

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染める前のベースの状態がこの色です。

全体にハイライトを施してあります。

 

 

 

 

 

 

この染まりあがりからひと月経って再度ご来店いただいたときにびっくりしました。

 

 

通例だったらオレンジ感の残る色の抜け方になっているはずなのですが

 

 

 

 

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いやらしい赤味が全く残っていません!!! 

 

全くオレンジ感が残らずにこんなにキレイに退色するのは、正直びっくりです。

 

 

 

 

なので今回はピンク感を全く感じさせないグレージュに仕上げさせていただきました。

 

 

 

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めっちゃ良い色です。

 

赤み消しに特化したカラー剤のスロウカラー。

ここまでやるとは。。。

 

 

ぜひお試しください。

自分のことを『そんなにすごく無い』とも言ってられないと思い始めた。

積極的に『自分すげぇ!』って言おう!とかいう意味じゃないですよ。w

 

 

 

後輩やスタッフを育てるような立場になってきている美容師9年目

9年目です。

 

 

もちろん、経験豊富な先輩方はいっぱいいらっしゃいますが

もういよいよ若手とは言えなくなってきてます。

おっさんですおっさん。

 

黙っていても年はとるし

年下のスタッフたちの勢いも感じています。

 

  

 

 

 

昨日は原宿のROVERで働いている友達、ひとみとちょっとした練習会をしました。

 

Instagramで16000超えのフォロワーをもっていて、常に向上心があって、同級生の中でもかなり尊敬してる友達。

www.instagram.com

 

 

専門時代を含めもう10年以上の付き合いですが、働き始めてからこうやって時間を作って手の内を見せあうっていうのは初めてでした。

 

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これは僕が教えていてひとみがカットしている図ではなく

 

ひとみがカットしながら説明を入れてくれて、ぼくがそれを見ながら質問している図です。

 

 

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こっちは僕の練習ではなく、僕が説明入れながらカットをしていて、それをひとみが見てる時です。

 

 

 

 

お互いの得意なお客様の層の違いから出てくる、得意なカットの違い。

 

コテやアイロンでのフィニッシュワークまでを考えて、【意図】がある毛の引き出し方や質感の作り方。

ほんの数ミリや数角度の違いで出る毛流の表情。

ハサミの持ち方から毛に刃を入れる角度、要所要所に見えるお互いの【こだわり】。

 

 

お互いに新鮮なことを教わって。

教えることで改めて自分の意図を省みれて、2時間半が一瞬に過ぎ去りました。

 

 

『あぁなるほど、この狙いだから彼女はこういうお客様から支持が得られるんだ』と腑に落ちた印象でした。

 

と、同時に僕自身も『だから僕のお客様にはこういう人が多いのか』と自分自身気づく機会になりました。

 

 

 

 

 

技術的なそれはもちろん良かったんだけども、それよりも何よりも勉強になったことは彼女の姿勢の面で。

 

 

 

彼女に『1番得意なカットを教えて』って聞いた時に、即答で『じゃあ私の1番得意でめっちゃ可愛いのは〜』って返ってきたこと。

 

 

それに対して僕はひとみに『ショートを教えて』って言われた時に『そんなめちゃめちゃ得意なわけじゃないよ』って予防線を張ってしまったこと。

 

 

自分のことを『そんなにすごく無い』というのは

自分自身に対しての逃げの言葉で、本当に『まぁ普通かも』と相手に思われたときの予防線を張っていることに気づきました。

 

 

 

『これにはこういう狙いがあって、ここにこだわりがあって、これがとってもかわいいの!!』

 

イキイキと教えてもらって、教わるこっちもとっても楽しかったし、なにより熱が伝わって理解しやすかった。

 

うーむ。まだまだ甘い。。

 

 

巻き込む力とかファンをガッチリ掴む力はこういうところなんだろうなぁと。

 

 

良いと思うものの良いところをプレゼンするのに、自分の中に自信あった部分もあったのですが、知識以外で訴えかけることのパワーを教えてもらえました。

 

 

ありがとうねー。